古き良きもの

こんにちは。

２週間もブログを更新していなかった！！

意外と暇な秋のはずが、何かとやることが多い秋に。

ありがたやー。笑

さて、古き良きもの。

勝五郎には「はこび」と呼ばれる木の箱がある。

じいちゃんが作った配膳盆のこと。（お客さんに食事を出すときに使っていた）

ハイカラな言い方をするとトレー。

食事を運ぶから「はこび」？？　なのでしょうか？

１泊２食が当然だった昭和の民宿では、日々このはこびが大活躍。

朝も夜も食事を運ぶ。

「おもてなしの量=皿数」だった当時は運ぶ量も相当な数・・・。

盛り付けられたお皿を並べた後も重ねられるので、

たくさん重ねて省スペース。

まるでタワーマンション的な効率。

そんな「はこび」ですが、かなりの年代物。

裏のベニヤもだいぶ傷んできたけど・・・。

真ん中のはこびの左上の方。

おわかりいただけただろうか・・・・。

「昭和五十五年七月十四日」　と。

なんと40年前っ！！！！！

この裏のベニヤ40年もの。

と、年上っ！？

木材って本当にすごいですね。

今も現役。。。

このはこび、新旧で２種類あります。

古い方が小さくて、新しい方が少し大きい。

新しいとは言っても多分20年以上経っている。

収納するとき重なるんです！

これはじいちゃんが作るときに計算したサイズ。

収納場所を増やさず、はこびの量を倍にした。

すばらしい。

そしてディテールにもこだわりが。

ばあちゃんが手を怪我しないように、手持ち部や角は念入りにヤスリがけ。

新しい方は少し木と木を噛み合わせているのもポイント。

そんなはこびには当時を感じさせるシミも。

栓抜きのシミ。

多分キリンビールって刻印された銀色のあれ。

あ、今ももちろん使ってます。

朝食（希望者のみ）を出すときなどに大活躍。

たくさん入るし、運びやすいし。

※いつもはブロッコリーついていません。笑

このときはタイミングよく庭で採れたときの写真。

これからもよろしくおねがいたします！

TUTi